光栄菊　幾望　天然乳酸菌仕込み

【特徴】

「幾望」とは「ほとんど満月」という意です。
2023年度の幾望は、原料米の「きたしずく」の溶けが悪く、例年より軽めです。
天然乳酸菌仕込みならではの味わいを引き出すため春に上槽・瓶詰めしたものを約半年氷温で貯蔵しました。
近年、この幾望を冷やして飲みだけでなく常温やお燗で飲んだり、開栓後の変化をゆっくり味わうなど、いろいろな形で楽しまれるお客様が増えているそうです。

【味わい】

立ち香は甘さを感じさせる穏やかな香り。
含むと甘みと酸味のバランスが良く桃缶のシロップのような甘酸に感じます。
甘味はまだまだそれほど強くなく、いつものチョコレートやカラメル様の風味が顔をのぞかせていきます。
月見団子というよりはあんみつの白玉に合いそうなイメージです。