みむろ杉　木桶菩提酛（きおけぼだいもと）　山田錦

「日本酒の新しい価値創造を念頭に、三輪の地でしかできない＜文化×歴史×土壌×手仕事＞にこだわり、熟成の可能性にもチャレンジしたお酒。追及されつくした透明でなめらかな飲み口に加え、そやし水由来の力強さと厚みのある味わい、そして木桶に棲みつく微生物が生み出す複雑味と香り、一見相反する要素が「酒の神が宿る三輪の仕込みのちから」で、絶妙な調和を醸しています。主張しすぎない清涼感のある杉の香り、数年後には垂直飲み適度に凝縮された米の旨味と、、木桶由来のタンニン感、きめ細やかな渋み、菩提もと由来の重層的で深みのある味わいながらも、液体としての軽やかさは健在。後半は力強くも心地よい酸味ときめ細やかな苦味・渋味により長い余韻を演出してくれます。水平飲みも楽しめる、熟成ポテンシャル高めのお酒。自分でエイジングをかけても◎。